過失割合

こんなお悩みはありませんか?

  • 保険会社から提示された過失割合に納得できない。
  • 自分には非がないと思うのに、過失があると言われた。
  • 過失割合がどのように決まるのか知りたい。
  • 過失割合を有利にするための証拠の集め方がわからない。

過失割合の決まり方とは

過失割合とは、交通事故の責任の度合いを当事者間で分ける割合のことです。これにより、支払われる損害賠償額も按分されます。例えば、被害者側に30%の過失が認められた場合、被害者側は、自分の損害額の70%しか受け取れず、加害者側の損害額の30%を負担しなければなりません。

過失割合は、「東京地裁民事交通訴訟研究会」が公表している事故類型別の認定基準(別冊判例タイムズ第38号)をベースに、当事者同士の話し合いで決められます。例えば、追突事故、赤信号無視、センターラインオーバー等では、原則として加害者側に100%の過失があるとされますが、その他のケースでは、被害者側にも一定の過失が認められます。具体的な割合は、現場の状況や当事者の行動等、上記認定基準が定める修正要素に当てはまるか否かにより決定されるのです。

過失割合で損をしないために

過失割合で損をしないためには、客観的な証拠の確保が最も重要です。特に、ドライブレコーダーの映像は決定的な証拠となるため、必ず設置し、データが上書きされて消失しないよう事故直後に保存することをおすすめします。また、事故現場の写真(道路状況、車両の位置等)、お互いの車の傷の位置や形状がわかる写真、近隣店舗の防犯カメラ映像等も有力な証拠となります。

事故直後は、冷静に対応し、必ず警察を呼び、事故現場やお互いの車の傷の状態を写真に残しておくことが必要です。また、警察の実況見分には必ず立ち会い、相手の言い分だけに沿った証拠が作成されないよう、ご自分の主張を伝えましょう。相手方や保険会社とは、安易に過失割合を合意せず、疑問点があれば弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士に相談するメリット

弁護士は、交通事故の法的な判断基準や判例を熟知しているため、不当な過失割合の押し付けから依頼者を守れます。

また、弁護士は、事故状況やその証拠を法的に分析した上で、依頼者に有利な主張を組み立てる能力があります。過失割合がわずか10%改善されるだけでも、受け取る賠償額は大きく変わるため、弁護士に相談するメリットは大きいといえます。

樹氷の森法律事務所の特徴

当事務所は、過失割合の問題に精通している山形の法律事務所です。代表弁護士は、損害保険会社の代理人を務めた経験や、弁護士会の交通事故相談センターにおける示談あっせん委員の経験があり、豊富な知見とノウハウを持っています。

過失割合の決定に必要な証拠については、細やかなサポートを行っています。現場写真、車の傷の写真、ドライブレコーダー映像の分析はもちろん、必要に応じて、事故現場の調査や、警察・検察庁からの実況見分調書の入手等、専門的な見地からどのような証拠が有効か、アドバイスが可能です。

初回相談は無料で、平日夜間・土日祝日の相談にも可能な限り対応しています。相談しやすい環境づくりを心がけておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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